合理的配慮相談ツール「torisetu(トリセツ)」とは?面接で実際に使ってみた

コラム

皆さんは障害者雇用で働こうとしたとき、面接や職場で自分の特性や配慮事項を伝えるのに悩んだことはないでしょうか?
困りごとを上手く言語化できない、配慮事項を具体的に伝えるのがこわいなど、自分ではどうしたら良いかわからないことありますよね。


今回はそんな方々の悩みを解決してくれるツール「torisetu(トリセツ)」を紹介します。

1.torisetuとは

torisetuは、ビジネスの場で自分の障害特性や配慮事項を具体的に説明してくれるwebツールです。
自分の困りごとを洗い出して整理し、困りごとに適切な配慮を教えてくれます。


ツールを開発・提供している者は障害者雇用口コミサービスを運営している「アンブレ」さんです。

2.ここがすごい!!torisetuの特徴3選

回答を選択するだけで自分のトリセツを作れる
このツールのおすすめその1は選択肢から回答を選ぶだけで自分の障害特性や配慮事項をまとめた「自分のトリセツ」を作成できることです。障害や疾病別に名、困り事、自分なりの対策、周りに求めたい配慮について、質問と選択肢が用意されており、その中から回答を選ぶだけで作成は完了です。

選択肢は、9000件以上の口コミを扱っているアンブレならではのデータ量に基づき作られています。ADHDの困りごとは65項目以上、配慮事項は35項目以上あります。


そして障害や疾病名も「ADHD」「ASD」といった具合に細かく設定されているので、きっとあなたにぴったりの項目が見つかるはずです。また、自分の考えが選択肢になかった場合は、フリー回答できるところもありますので心配ありません。

②困りごとの整理を自分だけでできる
自分を客観視するのは難しいと思いますが、困り事や自分で行っている対策を提示してくれる項目がありますので、その内容と自分の状況を比べながら自分の障害特性等を再確認することができます。皆さんも自分の障害についてインターネットで調べて、「あるある」、「そうそう」ってうなずいた経験はありませんか?それを思い出してみてください。

③配慮事項をマイルドに伝えることができる
配慮事項を伝えるとき、「甘えたことを言ってるんじゃないか」とか「迷惑がられることを要求しているのではないか」と不安になりませんか?

不安になるのは、判断軸がないことが1つの理由だと考えられます。でも、自分が要求している配慮事項を、他の人も同じように要求していることとわかれば、少し言い出しやすいですよね。

また、要求される企業側もその配慮事項が一般的なものであると認識できればると受け入れ方も変わります。


実際、面接の場でも過剰な配慮事項ではなく、ごく一般的な配慮事項として伝えることができたおかげで、面接官にすんなり受け入れてもらうことができ、面接を通過できた会社もあります。

3.torisetuの使い方 自分のトリセツを作ってみよう!

①障害特性を選ぶ
下記の画面から自分の障害特性や疾患名を選びます。

②困りごとを10個選ぶ
「マルチタスクが苦手」、「職場環境による困りごと」、「優先順位が立てられない」、「集中できない」など、大きく分類された中からさらに細分化された困りごとを10個選びます。

③選んだ困りごとを10個から3個に厳選する
選んだ困りごと10個の中から、特に困っていること3個に厳選します。

④選択肢になかった困りごとを入力
もし、自分の困りごとを的確に表現してくれる選択肢がない場合は、ここで手入力します。

⑤配慮事項を選ぶ
困りごとと同様に、配慮事項も選択していきます。

⑥ユーザー登録して回答内容を保存

最後に、ユーザー登録をします。もちろん、ユーザー登録は無料です。その後、表示されているページのURLを保存することで、いつでもすぐに自分のトリセツを見返すことができます。

4.実際の使用感 面接で使ってみた

実際にADHDの私も障害者雇用の面接で使ってみました。その時に感じたtorisetuの良いところをご紹介いたします!

①柔らかくあたたかい印象の配色
面接って印象が大事ですよね。障害を伝えるときは、なるべくマイナスイメージにならないように気をつけたいものです。

このツールのメインカラーであるオレンジには、「社交的」「喜び」といった明るい印象を与える効果があります。そのため、マイナスの柔らかい前向きな印象の中で自分の思いを伝えることができます。

②説明しやすいレイアウト
面接では、最初に「障害特性の説明」、次に「配慮事項の相談」という順番で話していきます。torisetuは、その順番通りに書かれていて、枠やフォントの大きさもちょうどよいため、お互いが見やすく説明もしやすくなります。

これが障害特性が書かれた画面です。次にこの画面を見せながら、自分の障害特性について説明します。


これが配慮事項の書かれた画面です。次にこの画面を見せながら、相談したい配慮事項について説明します。

このように、「悩み」と「配慮事項」の画面が分かれていて、なおかつ段階を踏んで表示されるので、話すことがごちゃごちゃしなくて済みました。

5.最後に

torisetuには、「自分の特性とうまく付き合う方法に出会えること」というアンブレさんの考え方が込められています。実際、このツールを使ったことで、自分の困りごと、それに伴う合理的配慮に向き合うことができました。

この記事に共感を覚えてくださった方々、torisetuによって何かの気づきを得ることができるかもしれません。ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。

こちらからDLできます!
https://umbre.jp/torisetu

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